第115回定例研究会開催報告

2025(令和7)年11月9日(日)、九州教育経営学会第115回定例研究会が福岡教育大学にて開催されました。

当日は、14本の自由研究発表と研究推進委員会企画、公開シンポジウムが開催され、大学研究者、教育現場の実践者、教育行政機関の関係者が活発に議論を交わしました。

公開シンポジウムでは、「公教育の未来を考える―学びの多様化学校の実践から―」をテーマに掲げ、「学びの多様化学校」の現場で実践を牽引する報告者をお招きしました。また、指定討論者として岩手大学の本山敬祐准教授をお迎えし、「やわらかい学校」をはじめ実践と理論を架橋する視点をご紹介いただきながら、不登校支援の実際や教育経営的アプローチの可能性について会場全体で議論を深めました。
公教育の揺らぎをどのように受け止め、いかなる未来を構想していくか、本会におけるシンポジウムの蓄積に新たな一歩を加える機会となりました。

本定例研究会は、福岡市教育委員会・福津市教育委員会・宗像市教育委員会・北九州市教育委員会(順不同)の後援を得て開催されました。
本定例会を支えてくださいました会場(共催)校の福岡教育大学所属の会員・関係者の皆様に感謝申し上げます。

次回、第116回定例研究会は、2026年6月下旬~7月上旬に福岡市内にて対面開催の予定です。
詳細は2026年春にご案内いたします。